2025年12月定例会 一般質問 ① 「体と心を守るために包括的性教育を進めよう」
SNSにより子どもの頃から意図せずに性描写のある動画に触れてしまったり、教師による盗撮や性犯罪も相次いでいます。2024年度の厚生労働省の衛生行政報告例では、20代未満の人工妊娠中絶は前年度より増えています。いのちと性について学ぶことは、子どもにとって、人としての尊厳や価値が守られ幸せに生きるために必要な子どもの権利です。包括的性教育の授業を小平市のスタンダードにしていくことを求め質問しました。
包括的性教育の観点に照らした実効性の担保のための市独自の対策を講じるべきとの質問に対して、東京都の作成した「性教育の手引き」を活用して性教育に取り組んでいる。特別活動や学級活動全体を通して、発達段階に応じた教育活動を行っているとのことでした。指導要領に沿うことを原則とし、デートDV講座などの出前講座等は各校の判断で実施。デートDV講座は、生活者ネットワークとして提案し、2023年度には全中学校で行われていましたが、2024年度はその半分でした。DV被害は、毎年増えており中学生の段階で被害者にも加害者にもならないため授業として取り入れていくことが必要と考えます。また、性や体に関する相談窓口の設置も要望しましたが、東京都の相談窓口を紹介しているとの答弁。小平の子どもたちの実態を知るためにも市独自の相談窓口を設置すべきです。
情報リテラシーや教員の研修も行っていますが、包括的性教育といった視点では行っていません。
総じて、指導要領の範囲で行っていくという小平市教育委員会としては包括的性教育を進めることについて消極的な答弁しかもらえませんでした。
国際セクシュアリティ教育ガイダンスによる国際的・標準的指針でも包括的性教育をすすめることで性に対する責任感を高め、リスクの高い性行動を減らし、慎重になることは明らかになっています。
今こそ人権教育としての包括的性教育を行っていくことを強く要望しました。

