いつでも始められる社会貢献～ヘアドネーション

2022年1月から髪を伸ばしています。ヘアドネーションをするためです。

ヘアドネ―ション目指して。現在この長さです。

今では、知っている人も多いかと思いますが、ヘアドネーションは、小児がん、先天性の脱毛、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために寄付された髪の毛でウイッグを作り、提供する活動です。
この取り組みを知ったのは、2016年。娘にやってみないかと話してみると「いいよ」と快諾。しかし、その2年間、娘には結構大変なことだったようで洗髪後に髪を乾かしたり、朝、髪を整えたり、自分がやるといい始めたことではなかったので、時々愚痴を言いながら、なんとか31㎝以上になり寄付することができました。

そんなこともあり自分でやろうとは全く思っていなかったのですが、急にやろうと思ったのには理由があります。
私は、訪問介護ヘルパーをしています。ある障がいのある人のケアに入った時のこと。「私は、仕事にもまともにいかれていない、薬を飲んでいるから献血もできない、社会の役に立たないと思っていたらね、髪を寄付することができる事がわかったの。だから今髪をのばしているの」と言われました。高齢になってできなくなることが増えるのは、誰もが想像していることだと思いますが、見た目は何でもないのにできないことがいっぱいあって自分の存在に否定的になってしまう人もいて、その人もずっと辛い日々を送っていたはず。そんな中自分で考えてできることを見つけたのです。

ヘアドネの時はこんな風に小さな束にしてカット（娘の時）

私もその人と一緒にできる事できることをやりたいなと思い「私も一緒に髪を伸ばすから」と約束しました。

あれから1年以上たち、ケアの時に髪の伸び具合とかが話題にあがったりします。
娘が愚痴を言っていた気持ちに共感しつつ、最低でもあと1年。頑張っている途中です。