厚生委員会の行政視察報告(10月25日~27日) 一日目  賑わいづくりと子育て支援を一緒におこなう

~北海道函館市「はこだてキッズプラザと子育てコンシェルジュについて」

施設は2016年に再開発ビル「キラリス函館」4階に開設されました。
施設面積は約1,200㎡。雨や雪の日でもおもいっきり遊べる場、交流する場の提供と子育て支援の場の提供を中心市街地で行うことで、まちの賑わい創出を図ることを目的にしています。
5人の保育資格を持つコンシェルジュが常駐しており、子育て相談や託児室の利用もできます。函館市は、保育を必要とする待機児童はゼロ。そのためか、相談の人数は、月に2,3人ぐらいだそうです。託児の利用は、買い物や美容院に行くためなどに利用されているそうです。

子育て相談室

託児室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊具は、どの年齢の子どもでも楽しめるように工夫されていて、1歳未満の乳児が遊ぶところは別に設置されていましたが、全体が見まわせるようになっていることやコンシェルジュがいることで、異年齢の子どもを連れていても安心して遊べるようになっていました。

ネットの中には大人も一緒に入って遊べる

木のボールプール:2歳児未満の子どもたちが遊ぶスペース

 

 

 

 

 

 

 

 

真ん中に入っているのは、オナモミのようなもの。塊にしたり長くしたり自由自在に形が作れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

季節ごとの企画があり、見学の日はハロウィンのコスプレが体験できるようになっていました。駅前ということで、他市からや観光客の利用も多いそうです。
小平でも今後の公共施設マネジメントの取り組みに、いつでも行かれる、全天候型で楽しめる子どもの遊び場と子育て支援を行っている施設を視野に検討していく必要があると思いました。