9月議会一般質問報告2 空き家対策と利活用について
2件目 「空き家対策と利活用について」
高齢化が進み、空き家が増えています。長く空き家の状態にあることで草木が繁茂して隣家や電線に架かったり、郵便物があふれていていて放火が心配だという声が届きます。
小平市の空き家は、増加傾向にあり2024年には前年度に比べて30件増えています。近隣からの相談も160件あり、多くは草木の繁茂です。市では、相談があった場合、すぐに所有者に文書で適切な管理を促し対応していることがわかりました。
空き家等になる前の段階からの有効活用や適切な管理を促進するために、終活セミナーやエンディングノート講座等で「空き家等対策ガイドブック」の配布を検討していくとのことですが、空き家セミナーで空き家利用に関する東京都の補助金の紹介を行い、セーフティ専用住宅に改修して地域に貢献できることを周知していくことを求めました。
2025年度4月に設置された居住支援協議会では、空き家を居住支援の対象としていないとの答弁でした。小平市には、住宅やまちづくり担当の部署がなく、空き家を地域の資源として活用していくためにも担当部署を設置することを強く要望しました。
