小さな疑問を豊かな未来をつくる種子として育てていきます

東京ネットの新春のつどい 左:柴尾ひろみ 能條桃子さん(NO YOUTH NO JAPAN)のお話に元気をもらいました

はじめまして、柴尾ひろみです。

新宿生まれ東村山育ち、高校は小平に通いました。小平に住んで31年になります。19歳から27歳まで国分寺にある老舗カフェほんやら洞で働きながら、バックパッカーで訪れた国は23か国。東南アジアやインド、ネパール、西ヨーロッパ、北欧、イスラエルなどの国々のほか、沖縄の島々もめぐり、現地の生活にふれながら多様な人々と出会ったことは、私の人生の大きな糧になりました。

1993年からは、国分寺市、小平市、立川市にある3つの助産院で、食事作り担当として働きながら4人の子どもを育ててきました。子どもができたことで、食の安全や教育に目を向けるようになり、玉川上水や樹林がすぐそばにある暮らしのなかで、みどりを守っていくことにも関心をもつようになりました。その後、訪問介護ヘルパーとして高齢者や障がいのある人のケアにもかかわっています。
子育てやケアに関わる中で、そして離れて暮らす親の介護や環境に関する地域活動を通して、「なぜ?」「どうして?」と思うことがたくさん出てきました。「生活」のなかで感じる素朴な疑問です。

生活者ネットワークにかかわるようになり、生活の中のこうした疑問を解決するしくみをつくり、希望をもって自分らしく生きることができる地域社会をつくるのが政治の役割だと強く感じるようになりました。
黙っていたら何も解決できません。小さな一つの疑問は、豊かな未来をつくる種子(たね)です。一人ひとりの思いを市政に生かしていけるよう、みなさんの声に耳を傾けて活動していきます。